むちうちについてのQ&A

　事故の大きさやお怪我の状況によって妥当な期間は異なります。

　交通事故でむち打ちになってしまった場合，「いつまで通院できるのか」あるいは「いつまで通院しなくてはいけないのか」と心配になる方も多いかと思います。

ですが，交通事故におけるむちうちについては，どのくらいの期間が適切な期間であると一概には言えないのが実情です。

　１～２か月ほどで良くなる方もいらっしゃれば，１年たってもよくならない方もいらっしゃいます。

　保険会社では，一般的にむちうちについては３か月から６か月が妥当な期間と考えているので，３か月までであれば治療費を支払ってくれるということが多いです。

　しかし，だからといって３か月で治療を終了しなければならないということにはなりません。

　むちうちで後遺障害の認定を受けるためには，少なくとも６か月以上の通院が必要のようですので，もし交通事故によるむちうちが後遺障害なのではないかと疑われるケースでは，６か月は通院する必要があるといえます。

　①適切な期間定期的な通院をすること，②医師との意思疎通，③MRIなどの画像診断が大事になります。

　むちうちの場合，後遺障害等級１２級１３号（局部に頑固な神経症状を残すもの）又は後遺障害等級１４級９号（局部に神経症状を残すもの）が認定される可能性があります。

　もっとも，後遺障害として認定されるためにはいくつか注意しなければならない点があります。

　詳しくはお役立ち情報をご覧ください。