高次脳機能障害についてのQ&A

高次脳機能障害についてのQ&A

Q高次脳機能障害ってどんな症状のこと?

A

 交通事故による怪我のせいで,記憶・認知・判断などの脳の情報処理において障害が残ってしまった場合,高次脳機能障害が疑われます。

 例えば,景色を見たり,音楽を聴いたり,手足を動かす動作をしたりなどは普通にできるのに,記憶力が悪くなったり,怒りっぽくなったり,いままで普通にできていた仕事ができなくなってしまったりする症状が出ます。

 軽い症状の場合だと,外見からはわからず,いつも一緒に暮らしている家族でないと気付かないものもあり,非常に難しいものになります。

Q高次脳機能障害で後遺障害の認定を受けるためには何が必要ですか?

A

 交通事故が原因で高次脳機能障害が残ってしまった場合,①傷病名が確定診断されていること,②画像所見が見られること,③意識障害が認められることが後遺障害の認定を受けるために重要な要素となっています。

 また,通常の後遺障害の診断書に加えて,高次脳機能障害の判断のために必要となる書類を主治医に書いていただいたり,ご家族等が日常生活に関する報告書を提出する必要があります。

 詳しくはお役立ち情報をご覧ください。

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